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河童の鳴き声、知ってますか?
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行ってきました。

神戸。

竹中大工道具館 25周年記念巡回展

「棟梁 堂宮大工の世界」

記念講演会

「不揃いの木を組む」

講師 小川三夫氏

巡回展や講演は、東京を皮切りに札幌・神戸・名古屋を巡回してるそうです。

展示は、西岡棟梁の道具や小川さんに宛てた直筆の手紙、手書きの技術ノート、鵤工舎で製作された唐招提寺の金堂斗きょうという部分の原寸模型なんかが見られました。

そして、道具館からすぐのラッセホールにて、講演会。

250名先着 無料の講演会なので、入れるか心配だった…。

心配のあまり、開場前にはすでに待機、開場とともに入って、ウロウロ聞きやすそうな席を確保。よしよし。

(小川さん入場時に発覚。小川さんのまうしろの席だった…。)

先月の削ろう会にて、先生に聞いたところによれば、小川さんの講演は3000人クラスのホールでも埋まるそうな。こりゃーいかん!!と勢い込んで行ってきました。

小川さんは、約2時間ほどお話をしてくださって、その内容は宮大工を志すきっかけから、西岡棟梁への弟子入り、修行のこと、育てるということ、仕事のこと、などなどいっぱい聞くことができました。

鵤工舎では、お弟子さんは住み込みで、新入りの仕事は掃除とご飯炊きだそうです。
掃除をさせれば、その子の仕事に向かう姿勢と性格が、ご飯炊きをさせれば、その子に段取りの良さ、思いやりがあるかが分かる。ということ。

そして、よい仕事には、まず切れる道具を作れること、切れない道具を使えば誤魔化す、切れる道具であれば手を抜く仕事をしたくなくなる、道具は嘘をつかない。ということ。

次の世代には、教えるとか引き継ぐことではなく、本物を作って残すこと、そうすれば何年も先に解体修理をする大工に昭和平成の大工の思いが分かってもらえる、それが伝統、ということ。

が、特に印象に残りました。

すごくジーンと、芯にくるおはなしで、ほんとに聞けてよかったぞー。

You Know What?

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