National Emblem：青春の一曲

三十路ーズで、充分すぎるほど大人のはずですが。

いまだにかーさんは、ときおり支援物資を送ってくれます。

うちのかーさんは、普段メールも電話もしてきません。

理由は、メールの返事が返ってこなかったら・・・、電話に出なかったら…、

死んでる・・・となるのがイヤなんだそうで。どんだけ？と言いつつ、吾輩も似ております。

今日の支援物資！
野菜、果物、ビール、飲料、そば、ラーメン、ソーセージ、韓国のり、自家製梅干し、こしょうせんべい、天ぷら、むつの照り焼き、若狭牛、お菓子、永平寺のごま豆腐、福井銘菓羽二重餅、へしこ茶漬けのもと、郵便物など。





かーさんが、荷物送ったよととーさんに報告すると、

とーさんは発泡酒を飲みながら、「いいことしたね」と言うらしい。えー。何それー。

今日、送ってくれた荷物に福井らしいものがあったのでご紹介。


それは「鯖」です。


数年前に、焼き鯖寿司というのが空弁で有名になりましたが、主に若狭地方で作ってます。

その昔、若狭の海でとれた鯖を中心とした魚介類を京の都に運んでいた道。

それが「鯖街道」。

若狭湾でとれた鯖に一塩して夜も寝ないで京都まで運ぶと、ちょうど良い味になっていた、と言われていて

いつしかその鯖を運んだ道を鯖街道と呼ぶようになったそうです。

私の地元のスーパーでは、お惣菜コーナーに丸ごと串焼き状態の塩焼きサバと、切り身の塩焼きサバが置いてあります。

すりおろしたしょうがと、お醤油でいただきます。

そしてさらに有名なのが、「鯖のへしこ」

鯖に塩をふりぬか漬けにした伝統的保存食で、少し焼くことで香ばしく独特の美味しさが味わえます。

子供のころは、焼いているときの匂いはくさいと思ってましたが、今やごはんのお供！

お店によって味が違い、おススメの店のへしこを送り物にしたりもしています。

ふつうは一匹単位で売ってあるので、一人暮らしにはむきませんが、へしこの刺身として薄切りのものを10枚ほど、真空パックにしてあるものもあります。

今日は、鯖へしこ茶漬けのもとを送ってくれました。初めて～。

実際は鯖の多くをノルウェーからの輸入に頼っているのが現状のようで、そこは残念ですが、

鯖街道、焼き鯖、へしこは消えることなく続いてます。だっておいしーし！！

鯖街道の人は頭が良い人が多いんだって！！


You Know What?

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